今回の展示きのこ 2012.11.19
今回は、ナラタケを紹介します。
今回紹介するナラタケは、宮城の方言ではツバオリミキと言われているものです。
宮城の方言で、オリミキとよばれているキノコに、ナラタケモドキがあります。
オリミキにツバがあるので、ツバオリミキと言う名前なのでしょう。
ここ宮城では、里山・奥山共に、最も発生量の多いキノコです。
展示のきのこは、泉ヶ岳山麓に発生していました。
シモフリシメジを採取した後の、ハイキング気分でのきのこ狩りでした。
ナラタケも、最近では細分化が進み、図鑑によっては6種類から8種類に分類されています。
今回のきのこは、宮城ではヨシタケと呼ばれている種類のものです。
晩秋に発生して、ナラタケでは最も硬い肉質で、唯一乾燥保存が可能なので大変好まれています。
料理は、味噌汁、酢の物、煮物など、適応範囲の広いきのこです。
あまり、きのこ狩りをしない方は、きのこ狩りの入門編として、是非試してみてはいかがですか。