やっちゃいましたーっ、アキレス腱の断裂!

このページは、アキレス腱の断裂から完治へと至る(かな?)記録です。

 

12月25日、通院11回目

あの10月4日から93日目、ようやく通院治療は終了しました。
「病院で行うことはもうありませんから、何もなければあとは通わなくてもいいですよ。」ということで、あとは自分で動かすようにとのことでした。

しかし、足首はまだまだ固く、筋肉も思うように動かない、完治にはほど遠い状況。
かばいながらでもいいから動かせと言われたけど、ここでまた切ったらと思うと、すっごい不安です。
じっとしていても回復はしないので、動かそうとは思いますが…。

なにはともあれ、病院から卒業!
ということで、このページもひとまずおしまいです。
またそのうち、回復の状況でもお知らせします。では。


それにしても、アキレス腱切っても、
  手術はしない
  入院はしない、
  リハビリもしない
なんて、考えもしませんでしたネー (^O^)

12月16日、通院10回目

とうとう装具もとれました。
とはいうものの、医師にくぎをさされました。「これからが一番アブナイですから、十分気をつけてください」
それもそのはず、これまで装具のおかげで気づかなかったんですが、つま先に力が十分入らないんです。膝もがクガクで、ちゅっと油断すると転びそうになります。落ちてるんですねー、筋肉が。
他に、つま先立ちの練習をし、足首に負荷をかけるようにとの指示がありました。それを行うことによって腱がだんだん太くなるとのことです。

今年中にもう1回通院するようにとのことで、その後は無罪放免、ということになるのでしょうか。

正月休暇中は、温泉旅行にでも行ってきます。

12月9日、通院9回目

通院も9回を数えました。この間、装具を剥がして全体を薄くしていくだけで、特別どうこうと言うことはありません。右の画像のとおり、だんだん薄くなっていくのがおわかりいただけることと思います。

10回目の12月16日からは、いよいよ装具なしということになります。かなり不安はありますが…。

11月25日、通院7回目足代わりになった松葉杖

前回の通院で取り付けた装具、今日は1枚剥がす日です。
底の面の1枚、約8mmなんですが、接着剤でくっついてたやつを剥がしただけでした。
かかとが低くなった分、歩きやすくはなったんですが、足首がまだまだ固くて、前方には曲がりません。歩く際に左足が後ろになったとき、足首が曲がらないので必然的につま先が外に向いてしまいます。多少カッコ悪く、「大丈夫?」とか、「痛そうですね」なんて言われますが、今の自分はこの歩き方が「普通」なんです。

それから、10月4日からずーっと私の足となってくれた松葉杖、ようやく今日お返ししました。松葉杖さん、ありがとう!

ギプスはとれたけど…

ギプスがとれた後について少々。


しばらくぶりに自分の足をマジマジと眺めたのですが、垢できたないというよりは、皮膚がボロボロで、さわるとパラパラ剥けてくる、といった状態です。とてもこのままでは風呂に入れる状態ではないので、バケツで足だけ洗いました。お湯を入れたバケツに足を入れたとたん、ボロボロになった皮膚が水面に浮かんできます。何度かお湯を取り替えながらこすって洗ったんですが、4回目くらいまでは、お湯はすぐに垢だらけになります。結局、何度お湯を取り替えたのか覚えていませんが、さっぱりしました。(^O^)

足首
足首は、1ヶ月もの間固定されていたんで、はっきり言って動きません。自分ではもちろん動かせないし、へたに外から力がかかると痛いのナンの…。私の場合は特別リハビリはやらないんですが、リハビリがつらいのは容易に想像できました。装具をだんだん薄くして、少しずつ足首が曲がるようになるのを辛抱強く待ちましょう。切った方の足をかばって、逆に良い方のアキレス腱を切ってしまった、というのはよく聞く話です。装具を付けた状態である程度の負担をかけてやるのは、リハビリ効果もあるし、反対のアキレス腱に負担をかけない意味でも良いことなんでしょうか。(?_?)

お風呂
お風呂はやっぱり気持ちいいです。風呂に入る前後で比較すれば、足首の曲がる角度は大きく違います。一風呂ごとに回復してきているという実感がわいてきます。ただ、装具をはずして浴室の中を歩くことになるんですから、要注意です。切った方に気を付ける、ということは、良い方のアキレス腱に負担がかかり危険だ、ということですから。どっかの温泉にでも行きたいんですが、しばらくは無理ですね。(^_^;)

11月18日、通院6回目装着したところ

幻に終わった昨日の装具装着。今日は間違いなく型取りをしたあの業者でした。
 「火曜日に、と言ったはずですが」 聞いてないよーっ!
 「これをかかとに付けるんです」
と見せられた装具は、結婚式の時に、背の高い妻と自分の身長を合わせるために靴のかかとに入れたヤツの高級品って感じ(?)です。足全体を覆うような、もっと大きなものを想像していたのですが、完全にハズレでした。
ちなみにこの装具の料金はほぼ2万円で、処置室で業者に直接支払いました。
今は5高さがありますが、実は何枚かが合わさっているもので、1週間に1cm程枚ずつはがして低くしていくのだそうです。
次回は来週の・火・曜・日・です!

11月17日、通院5回目ギプスのカット

今日はいよいよギプスがはずれるぞ、と意気込んで通院したんですが、ギプスをはずしてから
 「装具がないっ!」
ということで、はずしたギプスの脛側だけをを仮固定して帰ってきました。
明日また来ることになったのですが、それまではギプスがないので足を付くことができず、2週間ぶりに再び松葉杖のお世話になりました。
装具がなかった原因は、曜日ごとに装具の会社が違うそうで、型を取った業者は火曜日と木曜日だけ、今日(月曜)は別な業者が来ていたので、当然無いわけです…。
曜日なんて聞いてないぞーっ!

松葉杖、やめました!

先日病院から帰ってから、両足で歩いてみました ギプスにヒールが付いているから足の長さが左右違うけど、まあ、ナントカ歩けるもんでする。別に痛みもないし、ギプスをしてるからアキレス腱が伸びることもないし。
そうなると、松葉杖がとってもじゃまになってきました。(これまでさんざんお世話になってきたのに!)結局今は杖つかずにヒョコヒョコと歩いてます。ただ、バランスが悪いんで、腰が痛みますが。もちろん、長距離の歩行はまだまだ…。

11月4日、通院4回目

ギプスの巻き替えから2週間たちました。
今日は装具制作のための計測です。計測といっても石膏で型どりなんですけど。
装具は2週間しただけなでできあがるとのことで、2週間後はいよいよギプスともおさらばだーっ!
前回の巻き直しはややきつかったせいか、足の甲が内出血気味でした。変色したところを先生に見せて、やや緩くお願いしました。今回はなかなかよいフィット感。体重は100%かけてもOKとのこと。
 「松葉杖は使わなくてもいいですよ」
いきなり言われてもやっぱり不安。 
 「なれるまで使ってもいいですよ」
ということに。
2週間後が楽しみです。

10月20日、通院3回目ヒール付きギプス

怪我から17日目、今日はギプスの巻き直しです。
足首にやや角度を付け、かかとにヒールを取り付けて固定しました。ハイヒールを履いているようなもんですね。これからは多少左足に体重をかけても良いのだそうです。でも左足だけなので、足の長さが左右違ってホントに歩きづらい…。でもこれまでのように松葉杖に100%頼ることがないので、移動はかなり楽になりました。もう少し移動になれたら、松葉杖1本にしてみようかと思います。ところで、毎回担当する医師が違い、そのたびに言うことが多少違う…。前回の先生は「次回は計測しますよ。」って言っていたのが、今回の先生にそのことを伝えたら「今はやりませんよ。次回計測します。」そして今日初めて、治療の計画が書かれたペーパーを渡されました。(最初に渡すべきものじゃないのかな?)次回は2週間後だそうです。

職場(とりあえあえず)復帰

行き帰りの交通手段は何とか確保しました。行きは近所に住む義理の兄に送ってもらい、帰りは職場の近所につとめる友人に乗せてもらうことにしました。この友人、私が救急搬送されたときもついてきてくれた人で、帰りのアシを頼んだら、「乗りかかった舟だから最後まで乗ってやるよ」と快く引き受けてくれました。義兄にも友人にも感謝感謝!仕事は、外での仕事はしばらく勘弁してもらい、デスクワーク中心なので大丈夫だろうと思いましたが、こまった…。いつもは当たり前で気にもとめていなかったことができない!座ったままの仕事だからそれほど不自由じゃないだろうって思ってたのは大きな間違いでした。物を持って歩くことができないんです。松葉杖で両手がふさがっていたのを忘れてました。書類を持つことできないし、決裁をもらいにいくことも困難でした。だいいち座ったままの仕事だといっても、結構あれこれ歩かなきゃならないし、大変でした。あたりまえとっちゃあたりまえだけど、家にいるときと違って運動量が多い。おかげで手の甲がますます痛み…。ま、できる範囲でやりましょうか。

10月14日、通院2回目

2度目の通院です。とくに問題はなく、1週間後また来てネーということで、2時間以上待って診察5分。まぁ、総合病院だから、仕方ないですね。このくらい待つつもりでなきゃ、総合病院へは来られませーん。1週間後にいったんギプスをはずして、装身具を装着するために計測するとのことです。再固定したあとは、松葉杖1本で歩けるようになるかもしれないと言うことでした。今は全体重を2本の松葉杖に掛けて歩いているものですから、脇の下は痛いし、手の甲も痛くて痛くて。いくらかでも左足に体重を掛けられ、片手が空くようになれば楽になるんでしょうね。ところで断裂した左足首のアキレス腱ですが、切った直後にも少しは動かすことができていたので、どういう具合なのか聞いてみました。「完全に切れてるかどうかは開いて見なきゃわかりませんが、アキレス腱は、完全に切れてしまうことは滅多にないンですよー。」「動くのは、普段は使うことにないくず(?)みたいな筋肉がつながっているからなんです。」指導されたのは、動かせるところは動かすこと。足指が出ているので、ここを時々、とくに朝、動かしてくださいとのことでした。動くんだったらギプスの中で足首も動かしてのよいとのことでしたが、無理に力を入れるとつながってきた腱がまた切れるので注意しながらということです。(そりャそーだー!)ま、なんにしても順調そう。1週間後が今から楽しみです。そうそう、断裂から12日目、明日から仕事に出ます。

10月10日

そろそろギプスの下が痒くなってきました。シャワーはOKなのですが、ギプスの中までは当然ムリですよねー。あー、痒いッ!ギプスがとれたら一番やりたいこと、やっぱり思いっきり掻いて、垢を落としたいっ!そうそう、お風呂ですが、私の場合、ビニール袋も考えたんですが、結局とくに何も使いません。お風呂用の椅子に腰掛け、ふたをした浴槽の縁にギプスで固定された左足を上げます。幸いユニットバスなもんで、浴室の床から浴槽の上までは40cm程度。据え置きタイプだったらムリですが、ナントカ足を上げることができました。その状態で、左足を除いて普通に洗え、シャワーもOKです。ま、このカッコは見せられたモンじゃございませんが(^_^;)お天気も良かったんで、久しぶりにおんもへ。あの日から1回の通院を除いてずーっと家の中にばっかりいたもので、お日様はキモチいいーっ!

通院1回目

10月6日、1回目の通院です。カミさんと一緒にタクシーで市民病院へ。松葉杖にはまだ慣れず、脇の下と手の甲が痛いこと痛いこと。でもって、車いすに乗ろうかなって思ったのですが、松葉杖の患者さんは他にもいっぱいで、みなさん歩いてました。車いすに乗っているのはお年寄りの方ばかりだったんで、さすがに遠慮しました。2時間ほど待ってようやく診察室へ呼ばれました。「どうですかー。」「別に痛くもありませんし、変わりありません。」「じゃ、1週間たったらまた来てください。1週間たってもとくに何もありませんけど。」この間2〜3分。何するわけでなく終わったんで、俺は何しに来たんだろうって思いましたが、まあ、仕方ないかなー。診断書もらってかーえろっと。そうそう、聞こうと思ってたこと、聞きました。治療には関係ないんだけど、入浴の仕方。「そうですねー、お湯がかからないように、みなさんそれぞれ工夫してもらってます。」帰りに職場に顔を出し、診断書を提出しました。職場では、「大丈夫ー?」とか、みなさん声をかけてくれたけど、相変わらず忙しそうだったんで、1週間ほどの休暇をお願いして、早々に帰途へ。

当日の夜

痛みもないし、うちへ帰ってこられたし、楽勝だーっ!これからの治療の予定ですが、今は足首を伸ばした状態で固定していますが、しばらくしたら今度は足首に角度をつけて固定し、最後には90度で固定するのだそうです。てっきり手術で繋ぐものと思ってたんですが、世の中、変わってたんですねー。とか思いながら、うちの中は狭いから、松葉杖じゃなくケンケンでもいいだろうと考え、2メートルほど離れたテーブルからあるものをとってソファーへ戻ったところ、ふくらはぎに今まで経験したことのない強烈な痛みがっ!最初はバーンという痛みが連続して、そのうちズッキンズッキンと波を打つように痛みがやってきました。ふくらはぎを押さえるにもさするにも、固いギプスの下。どうすることもできず、痛みをこらえることが精一杯で声も出ず…。強烈な痛みがどのくらい続いたでしょうか。1分くらいだったのでしょうが、ずいぶん長かったような気が…。ムリは禁物、ちゃんと松葉杖を使って静かに移動しましょう!寝るときは病院で言われのですが、むくむと大変なんだそうです。ギプスに締め付けられる状態になってずいぶん痛いんだそうで、場合によっては、ギプスを変えなきゃならないとのことです。ということで、痛いのは大っ嫌いな私は、ちゃんと足の下に毛布をたたんで入れ、足がむくまないようにしました。あの痛み、二度と来ませんように(-_-)

病院での処置最初のギプス

そうこうしているうちに、「どうしましたかー」と整形の先生登場。「ネブタで…。」ともう何度もした情けない話を再び。「じゃあ、写真とりましょうね。」と、ストレッチャーのままレントゲン室へ移動となりましたが、処置室から廊下へ出たら、待合室ではカミさんが私を見つけ、笑って手を振ってました。彼女らしいやって思いながら、こちらも手を振って返しました。ストレッチャーがしばらく進んだところで、看護師さんが「ごめんなさい」とストレッチャーの進行方向を180度回転させました。頭から進んでいたものを足から進むように変えたのです。頭から進むのは亡くなった方を運ぶ場合だというのです。オイオイ…。(-_-;)担当医は出来上がった写真を見ながら、待合室から呼ばれたカミさんと付いてきてくれた同僚、私に「切れてますネー、これから固定しますから。」と。ここで、どういう方法で処置したのかを書きたいのですが、うつぶせのままで処置されたものですから、さて、どんなことをしたのやら。わかっているのは、切りもしない、刺しもしない、塗りもしない、膝から下、足の指を出してギプスで固定しただけ。「終わりましたよー。」ということは、今日は固定して、休み明けに手術かー。さて、病室でゆっくり寝るかー。「寝るときは足がむくまないように上にしてください。じゃ、帰っていいですよー。月曜にまた来てくださーい。」え?????????先生は(?_?)の私たちに「手術してもしなくても、結果はそれほど変わらないから、今はほとんど手術はしないんですよ。」と。松葉杖を渡され、あっけにとられながら、タクシーで自宅へ…。

市民病院到着

どうにか救急車で市民病院へ搬送されたわけですが、あのけたたましく聞こえるピーポー、車内はうるさいんだろうなって思ってたら、それほどうるさくないんですね。担当した外科の先生や看護師が「どうしましたか」って聞くんですが、正直言って恥ずかしかったです。夏の祭り時期ならともかく、こんな時期にネブタでアキレス腱切っただなんて…。腱が切れているかどうかのテストのようです。うつぶせの状態から「そのまま四つんばいになってください。次に足首動かしてみてください。」全然動かないかなって思ったら、動くんですね、ちょっとだけだったけど。「あ、少しは動きますねー。わからないから専門の先生呼びましょう。」ということになり、うつぶせのまんま、ストレッチャーの上でしばらく待つことに。待ってる間に思ったこと……。あーあ、やっちゃった。このまま手術かなー。それとも休み明けかなー。いずれにしてもこのまま入院かー。メールたまっちゃうだろーなー。手術か、痛いだろーなー。部分麻酔かな、腰椎麻酔かなー、全身麻酔はないだろーなー。保険っていくらおりるのかなー。職場に連絡しなきゃー。カミさん来たかなー、ひっくりしただろーなー。来週の東京での研修、行けねーだろーなー。リハビリってつらいんだろーなー。あー、ビール飲んだからおしっこしたーい。どーやっておしっこするんだろー。ひょっとして尿瓶?なさけねーなー。2次会、どこへ行くのかなー。

救急車で病院へストレッチャーに乗り救急車へ

応急処置が行われているその間に、搬送方法が検討されていました。みんなアルコールが入っていて、しかもそこはビルの3階。自動車はすべて置いてきており、1階へ降ろすのにも狭い階段と狭いエレベーター。患者を一番安全に搬送するにはやっぱり救急車を呼ぼうということになり、直ちに119番通報。同時に私の自宅へも連絡してくれました。救急車の到着には結構時間がかかりました。というのは、到着してからわかったのですが、すぐそこの中央消防署は救急車が出払っていていたため、やや離れた隣の東消防署から来たためでした。到着した救急隊員は応急処置用の副木も持ってきていましたが、すでに処置の終わった足を見て、「あ、このままでいいですね」ということになり、うつぶせのまま担架に移りました。あとはみんなに担がれ階段で下に降り、玄関に待機していたストレッチャーに乗り、同乗してくれる同僚とともに救急車の中へ。さて出発、と思いきや、ナント行き先が決まらない!救急隊員が電話で病院と連絡をとろうとしているのですが、その日は民間病院に整形外科の当番はなし、市民病院は整形外科の医師は不在、県立病院へ電話しても誰も出ない、結局、整形外科の医師はいないが外科の医師はいるということで市民病院へ搬送ということになりました。

得意の応急処置

アキレス腱断裂を悟った私は、右足でケンケンしてとりあえず席までたどり着き、「アキレス腱切ったみたい」とそこにいた仲間に告げました。イヤー、大騒ぎになっちゃいました。でも我々ボーイスカウトは、「そなえよつねに」をスローガンに、救急法も身につけていますから、早速応急処置の始まりです。まずうつぶせにされ、靴を脱がされました。足首を伸ばした状態で固定するものですから、足首の前側に副木を当てました。ちょうどよい板がなかったので、あとで気づいたのですが、日本酒の5合瓶が入っていた紙箱でした(笑)。ふくらはぎと足の甲のあたりをタオルで縛り、処置終了です。身につけているといっても、実際にはほとんど実施することのない救急法。自分自身、初めて実際の場に遭遇しました。その点では貴重な経験でした。で、この間、うつぶせの私の周りでは、心配してくれる人、笑ってる人、慰めてくれる人、写真を撮ってる人(実は私も自分のカメラで撮ってもらいましたが)、救急法の実地だと言ってる人、いっぱい集まってました。

平成15年10月4日あーあ

私はボーイスカウトの指導者ですが、近々導入される新しい制度の勉強会が、平成15年10月4〜5日の2日間の予定で、青森市内で開催されました。この研修では、日本連盟から講師を招き、青森の他、北海道・岩手・秋田・宮城・山形・福島の各連盟から約50名の指導者の方が参加しました。1日目の研修のあと、並行して開催されていた北海道東北ブロック会議と合同で懇親会が催されたのですが、始まってしばらくし、ねぶた囃子のアトラクションが始まりました。(そんなアトラクションがあるなんて知らなかったんですが)ねぶた大好きの私は、気づいたら囃子につられてステージの前まで出てきていました。そして午後7時ころ、囃子にのって跳ねて着地した瞬間、左踵の上に「バヅン」という強い衝撃とジーンというしびれとともに床に倒れました。何かにぶつかったのかなと思い辺りを見回したのですが、とくにぶつかるような物もなく。び立ち上がり跳ねようとしましたが、どういう訳か左足に全く力が入らず、結局そこに座り込んでしまったのです。踵の上の強い衝撃、全く力が入らない、ひょっとしたら…。ねぶたでアキレス腱を切るのは青森ではよくある話…。おそるおそる足首を触ってみたら、ないんです。も一度触って確かめてみたら、やっぱりなかったんです、あるはずの固い腱が!!ポニョポニョになってました、アキレス腱の部分が。ただし、痛みは全くなかったんで助かりました。